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こころの専門家「臨床心理士」を取得して 先輩からのメッセージ

みなさんこんにちは、今日は現場で活躍する卒業生を紹介したいと思います。

平成13年に本校の心理技術科(現 福祉心理科)を卒業された深澤大地さんです。

本校卒業後、臨床心理士の資格を取得して活躍されている深澤さんより

メッセージをいただきましたので、ぜひご覧ください。

 

こころの専門家「臨床心理士」を取得して

                

 

私は子どもの頃から、「愛とは?」、「人生とは?」、「友達とは?」、「学校とは?」等、答えの見付けにくいことについてよく考えていました。江戸専では、在学中に興味関心があった「運命は存在するのか?」についてよく考えました。先生方や、クラスメイトとディスカッションを重ねて自分なりの考えを深めていったことを今でも覚えています。卒業が近づき、「カウンセラーになりたい」という気持ちはありましたが、「そんな大変な仕事は自分には向いていないのでは」と考えました。そのとき、「向いているか向いていないかは問題ではない。やりたいかやりたくないかが重要だ」というフレーズをたまたま耳にしました。それを聴き、自分の気持ちを見つめたときに「カウンセラーになりたい、臨床心理士の資格をとりたい」という気持ちが大きいことに気づき、江戸専の先生の「はんぱじゃなく、夢、希望をもち続けること」という言葉を胸にして臨床心理士を目指して歩き始めました。

江戸専卒業後、まず通信制の大学に編入学しました。大学への編入学と同時に精神障害者の作業所や、学童保育で経験を積みました。「絶対に2年間で大学を卒業すること」を目標に毎日、レポート作成、テスト勉強、仕事が休みの土・日曜日は授業を受けに大学まで通いました。今、振り返ってみると「大変なことをやりとげたな」と思いますが、当時の私は、充実した日々を過ごしていたように思います。2年間で大学を卒業し、大学院を何校も受験しましたが、合格することができませんでした。その時もう一度人生について考えました。「はんぱじゃなく、夢、希望をもち続けること」、「どうしても臨床心理士になりたい」という思いが自分の心から離れませんでした。そして「もう1年挑戦してみよう」という気持ちになりました。「今度は、きっちり計画を立てて1日も休まずにはんぱじゃなく勉強しよう」と心に決めました。平日の仕事が終わった後に深夜まで勉強し、土・日曜日には図書館で勉強して無事に大学院に合格することができました。

大学院では特に子どもの臨床について学びました。大学院修了後は教育相談員として働きながら、臨床心理士の資格試験の勉強をしました。ここでも「1日も休まずにはんぱじゃなく勉強する」ということを自分の心に決め、無事に合格をして夢だった臨床心理士の資格を取得することができました。合格通知を手にしたときは身体が震え、思わず大声で「よしっ!やった!!」と興奮しながら叫んだことを今でも鮮明に覚えています。

その後、資格取得を機にスクールカウンセラーと教育相談員を兼務して教育臨床の場で勤務をし、現在は富山県総合教育センターで常勤として県内の教育に関する相談や、研究、講演会等の運営業務にかかわっています。

これまでを振り返って言えることは、江戸専の心理技術科で学んだことがこころの専門家としての私の基礎になっているということです

そして、私は最近「生きる」に関心があります。「生きるとは楽しいときもつらいときも自分が主体的に考え、行動することである」と思っています。今後、相談活動やいろいろな人との出会いを通して自分自身が刺激され、さらに考えを深めていきたいと思います。それが誰かのためになればさらに喜ばしいことだと思いながら、日々、こころの専門家として活動をしています。

 

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